概要
FoxDev Studio は、既存のVisual FoxProアプリケーションを 現代環境でそのまま動作 させる新しいIDE。 プロジェクトやデータ の変換不要、既存ファイルを直接開いて編集可能。 64ビット化 により、テーブルサイズやメモリ制限を大幅に拡張。 旧32ビットアドインやシステム連携 も継続利用が可能。 FoxScript によるWeb対応や新機能追加、MITライセンスで公開。
FoxDev Studioとは
- Visual FoxPro アプリケーションを 最新マシン でそのまま実行可能なIDE
- プロジェクト、フォーム、テーブル を変換やエクスポートなしで直接開く仕組み
- 古いフォルダ を指定するだけで、そのままの状態で作業再開が可能
- デザイナーやデバッガ もVisual FoxProと同様の操作感を維持
- データファイル(テーブル、インデックス、メモ) は元の形式のまま直接読み書き
- 既存のシステムコールや自動化オブジェクト、アドイン も引き続きサポート
- IDE画面 や実際の動作例も公式サイトで公開
64ビット化による拡張
- Visual FoxProは32ビット のため、テーブルやメモファイルは2GB制限
- FoxDev Studioは64ビット完全対応
- ファイルオフセットも64ビット 化し、テーブル容量が数百GB~TBまで拡張
- 2GBを超えたテーブル はVisual FoxProでは再度開けないため、片道運用に注意
- パフォーマンスや安定性 も大幅向上
仮想マシンとコンパイラ
- Rust製のコンパイラ・バイトコードインタプリタ を内蔵し、WebAssembly上で動作
- エディタの構文チェック も実行時のコンパイラと同一ロジックで整合性を確保
- プログラム実行はノンブロッキング で、UIのフリーズやイベント遅延を防止
- フォームやオブジェクトはReactで描画 し、部分的な再描画で高速化
32ビットアドインとの連携
- 旧32ビットの.fllライブラリ も専用32ビットプロセス経由でロード可能
- DECLARE ... DLLや自動化オブジェクト は64ビットネイティブで直接利用
- 古い資産も新機能も混在運用 が可能
FoxScriptとWeb対応
- FoxScript は既存FoxPro言語にラムダやWebサーバ等の機能を追加
- HTTP APIやJSON対応 で、WebアプリやAPIサーバも構築可能
- 既存コード資産を活かしたままWeb化 が可能
ダウンロード・ライセンス・開発状況
- Windows(インストーラ/ランタイム)、Linux(AppImage/.deb)、ソースコード をGitHubで公開
- MITライセンス で無償利用可能
- ドキュメントやロードマップ も公式で整備
- レポート機能や2GB超テーブル対応 など、今後の拡張も予定
まとめ・背景
- Visual FoxProは2007年のv9で開発終了
- 多くの業務アプリ が32ビット資産として現役稼働中
- FoxDev Studio は 資産を活かしつつ現代化 を実現する新プラットフォーム
- Rust/WASMベース、64ビット化、Web対応 など現代的な技術で再構築
- 変換・再設計不要 で、既存アプリの延命やモダナイズに最適な選択肢