概要
- Luanti のAndroidアプリが Google Play から不当なDMCA通知により削除
- Tracer.AI がMicrosoftの代理で著作権侵害を主張
- Luantiは オープンソース で独自資産のみ使用
- 同様の問題 が過去にも発生、他のインディーゲームにも影響
- 今後の対応とコミュニティへの 協力呼びかけ
LuantiアプリのGoogle Playストア削除問題
- Luanti のAndroidアプリが Google Playストア から削除
- 理由は Tracer.AI がMicrosoftの代理で提出した根拠薄弱な DMCA通知
- 通知内容は「Minecraftの著作権侵害」とされるが、 LuantiはMinecraftの資産やコードを一切含まず
- Luantiは オープンソース で、誰でもソースコード閲覧・改変・配布・ゲーム制作が可能
- 教育現場や欧州の学校でも利用される 非営利プロジェクト
DMCA通知の詳細と問題点
- DMCA(デジタルミレニアム著作権法) は米国の著作権保護法
- Google Playなどのプラットフォームは 通知・削除プロセス を遵守しなければならない
- 今回の通知は「Minecraftの資産を無断使用」と主張するが、 具体的な証拠や該当資産の明示なし
- Luantiは デフォルトでゲームやアセットを同梱せず、すべてオリジナルまたは適切にライセンスされたもの
- サードパーティ製コンテンツも ContentDBで手動審査、著作権違反の防止体制
キューブやボクセルは誰のものでもない
- 3Dキューブやボクセル を使ったゲーム表現は独占できない
- Minecraft自体も2009年のInfiniminerなどから着想
- ブロックゲームは 一大ジャンル であり、Minecraft固有のものではない
- MojangやMicrosoftは 自社資産の権利行使は可能 だが、ジャンル全体の独占は不当
Tracer.AIの実態とAIによる検出の問題
- Tracer.AI はAIによるブランド保護プラットフォームを自称
- 自動検出・削除の高速化をアピール
- 人間による最終確認や根拠提示が不十分
- 2023年にも同社からLuantiへ 誤った通知、抗議で復旧まで46日を要した
- 今年はインディーゲーム Allumeria にも同様のDMCA通知、世論で撤回
システムの欠陥と今後の課題
- 同じ内容のDMCA通知が何度も繰り返される 現状
- オープンソースプロジェクトや小規模開発者への 深刻な影響
- 収益源を奪われるリスク や、ユーザーの安全性低下
- 継続的な抗議・反論には多大な労力とコスト
- Googleやプラットフォーム側の対応改善 が不可欠
今後の対応とコミュニティへの呼びかけ
- カウンターノーティス (異議申立て)提出済み、復旧を期待
- しかし 法定期間内に復旧されない事例が続出
- Microsoft、Mojang、Tracer.AI にはAI自動通知の乱用停止と、 人間による証拠確認 を要望
- Google には、通知対応の透明性向上とアプリ削除前の開発者対応機会の確保を求める
- F-Droid や公式サイトでの APK配布 も継続
- コミュニティ・読者に 情報拡散と支援 を呼びかけ
参考情報
- Minetest GameのLICENSE.txt で資産の正当性を明記
- 17 U.S. Code § 102(b) によるアイデア・表現の区別
- 2023年のカウンターノーティス提出日・復旧日も記録
事件の流れはこうかもね:1) オープンソースプロジェクトがソースを公開 2) AIがそのソースをスクレイピング 3) AIがソースに似た独自ゲームのコードを生成 4) AIツールがjarファイルをスキャンして似たコードを見つけ、著作権侵害を引き起こす。