本文へ ホーム › 記事 Tailwindから離れ、CSSの構造を学ぶ 元記事: 2026年5月16日 原文(jvns.ca) 概要
Tailwind から バニラCSS +セマンティックHTMLへの移行体験談
Tailwindで学んだCSS設計の知見と再実装の工夫
独自の色管理やコンポーネント設計、グリッドによるレスポンシブ対応
Tailwind依存から脱却した理由とCSS技術への再評価
今後学びたいCSSの新機能や、CSSコミュニティへの感謝
TailwindからバニラCSSへの移行と学び
8年前、 Tailwind を発見し、CSS設計が分からない中で混乱よりもTailwindを選択
Tailwindは小規模サイト制作に役立ち、多くの知見を得るきっかけ
最近、複数サイトを バニラCSS+セマンティックHTML へ移行し、学びと楽しさを実感
フロントエンド専業ではなく、CSS学習は断続的に進行
Tailwindで学んだCSS設計の本質
CSSコードベースは レイアウト・フォント・色・共通コンポーネント など多要素で構成
各要素の管理指針やシステムがないと混乱を招く
Tailwindのシステム(リセット、カラーパレット、フォントスケール等)が有用
好きなシステムは 自作CSS設計 にも模倣・応用可能
CSS設計の各ポイント
1. Reset(リセット)
Tailwindのpreflight styles (リセットCSS)を流用
例:* { box-sizing: border-box; }
長年リセットCSSに慣れていて、無意識に依存している部分も多い
2. コンポーネント設計
CSSを コンポーネント単位 で整理
各コンポーネントに 一意のクラス名 を付与
他コンポーネントのCSSを上書きしない運用
各コンポーネントごとにCSSファイルを分割
編集時の影響範囲が明確になり、メンテナンス性向上
3. 色管理
colours.css で全色をCSS変数で一元管理
サイトで使う色は全てこのファイルに明記
4. フォントサイズ
Tailwind同様、 フォントサイズ・行間 をCSS変数で定義
変数で管理することで、単位や値の迷いを解消
5. ユーティリティクラス
複数コンポーネントで使うクラス (例:.sr-only)をutilityとして管理
必要最小限に留め、変更は慎重に
6. ベーススタイル
サイト全体に適用する 最小限の共通スタイル を設定
例:sectionの中央カラム幅や、aタグの色指定
基本はベーススタイルを極力少なくし、共通化したいものだけ移動
7. スペーシング(余白管理)
外側のレイアウトコンポーネント が余白を決める設計にシフト
例:section > *+* { margin-top: 1rem; }
Tailwind時代の行き当たりばったりな余白設定からの脱却
8. レスポンシブデザイン
Tailwindの メディアクエリ多用 から、 CSS Grid 中心の柔軟なレイアウトへ
例:grid-template-columns: repeat(auto-fit, minmax(min(100%, 400px), max-content));
grid-template-areas など、Tailwindでは難しい機能も活用
9. ビルドシステム
開発時は CSSのimportやネスト を活用し、ビルド不要
本番用には esbuild でバンドル
例:esbuild style.css --bundle ... --outfile=/tmp/out.css
esbuildはWeb標準準拠&Goバイナリで導入が容易
Tailwindから離れた理由
Tailwindが ビルドシステム依存 になり、v2を長年使い続ける状況
ビルドせずに使うと 巨大なCSSファイル が生成され、非効率
CSSスキルが向上し、 Tailwindの制約 が物足りなくなった
プロジェクト内で バニラCSSとTailwindが混在 し、保守が困難
セマンティックHTML での開発体験を試したくなった
今後学びたいCSS機能
@layer (カスケード管理)
@scope (スコープ付きスタイル)
container queries (コンテナクエリ)
subgrid (サブグリッド)
CSSに対する姿勢の変化とTailwind批判
CSSは「簡単」ではなく 本質的に難しい問題 を解決する技術
Tailwindの普及が CSSの専門性の価値低下 につながる懸念
CSS技術を真剣に学び、 自分の技術として尊重
最新CSS機能の進化と、学習による成長体験
LLM時代 における人間の専門性重視の重要性
コミュニティへの感謝
wizardzines.comのCSS設計者 Melody Starling への謝辞
CSS TricksやSmashing Magazineなど、 CSSコミュニティの情報発信 への感謝
提供: ハクソク · 要約更新: 2026年5月17日
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