概要
- Costcoというアメリカの巨大会員制スーパーの魅力とその文化的影響を考察
- 筆者自身のCostcoへの抵抗と受容、人生の転機を交えた体験談
- Costcoでの買い物が家族や個人の思い出、人生のサイクルと結びつく様子
- 店内で見られる多様な人々や商品、地域性の違いへの観察
- Costcoがアメリカ社会の縮図であり、誰もが共通点を見出せる場所であることの強調
コストコ人のように生きたい
- Costco は世界第3位の小売業者であり、アメリカ成人の約 30% が会員カードを所持
- Pacific Northwest (特にWashington州KirklandやOregon州Portland)はCostco文化の中心地
- 筆者は40歳を迎え、家を購入したことなどをきっかけに初めて Costco会員 に
- 当初はCostcoを「普通すぎて退屈」と感じていたが、商品の価格や量に惹かれ認識が変化
- Costcoでの買い物は、父親から受け継いだ家庭の記憶や習慣と結びつく体験
Costcoでの買い物体験と家族の記憶
- 父親のCostcoでの定番商品(マフィン、クッキー、Gatoradeの粉末など)への思い出
- 店舗は巨大な倉庫型で、 カジノ のように時間や外光を感じさせない設計
- 夫婦で Googleドキュメント を使い、Costcoの買い物リストを共有する家庭の儀式
- 家族それぞれのお気に入り商品(Tillamookチーズ、カクテルシュリンプ、LaCroixなど)が存在
- Costcoで見かける多様な人々や、人生の様々な段階を象徴する商品群
Costcoの多様性と地域性
- 金持ちも庶民も、若者も高齢者も、言語も多様な人々が集うCostcoの光景
- 結婚指輪から棺桶まで、人生の全てのフェーズに対応した商品展開
- 地域ごとの品揃えの違い(PortlandではGrazaオリーブオイルや韓国コスメなどトレンド商品多数)
- 健康志向商品とジャンクフードが同じ売り場で並ぶ、現代消費社会の縮図
Costcoでの「買わないもの」と個人主義
- 筆者がCostcoで絶対に買わない商品リスト(コーヒー、衣類、ワイン、チキンなど)
- 一部商品は大容量すぎて現実的でないとの指摘(例:82オンスのピーナッツバター)
- 買い物中、父親の思い出の品(ピーナッツM&M’s)を見て写真を撮る習慣
- 他の買い物客も、家族や故人の思い出とリンクした商品を思い浮かべているのではと想像
Costcoの人間模様と人生のサイクル
- 店内では従業員がほとんど干渉せず、自由に買い物できる空気感
- フリーサンプルを配る高齢スタッフ、片付ける若いスタッフの共存
- 閉店間際、パティオ家具売り場で語らう若い従業員カップルの姿
- Costco内で人生の様々なサイクル(恋愛、健康診断、家族の思い出)が展開
- 最後にキムチとザワークラウトの大容量パックを見て、国籍や背景を超えて人は似ていると実感
Costcoが象徴する「アメリカ」と筆者の受容
- Costcoは「リアルなアメリカ」の象徴であり、多様性と共通性が混在する場所
- 筆者自身も「Costco人」として運命づけられた存在であることを受け入れる心情
- 地域や家族の記憶、個人の美学、消費社会の現実が交差するCostco体験
- 誰もが何かしらの形でCostcoに自分を重ね、人生の一部として受け入れている実感