FirefoxがBraveの広告ブロックエンジンを統合しました
9時間前原文(itsfoss.com)
概要
- Firefox 149で多くの新機能が追加
- adblock-rust(Brave由来の広告・トラッカーブロックエンジン)を内蔵
- デフォルトは無効化、ユーザーインターフェースやフィルターリストは未搭載
- Waterfoxも同エンジンを採用
- about:configで手動テストが可能
Firefox 149の新機能とadblock-rustの統合
- 2024年3月、Firefox 149がリリース
- 無料内蔵VPN、Split View(2ページ同時表示)、Linux向けXDG portalファイルピッカーなどを搭載
- 見落とされがちな新要素として、adblock-rustの組み込みを実施
- adblock-rustはBraveが開発したオープンソースのRust製広告・トラッカーブロックエンジン
- MozillaエンジニアBenjamin VanderSlootがBugzillaで管理(Bug 2013888)
- 「プロトタイプのリッチコンテンツブロックエンジン追加」として登録
- デフォルトでは無効化、UIやフィルターリストは未実装状態
- adblock-rustの特徴
- ネットワークリクエストのブロック
- コスメティックフィルタリング(広告の見た目だけ消す)
- uBlock Origin互換のフィルターリスト構文
- MPL-2.0ライセンス
- WaterfoxもFirefoxの実装をベースにadblock-rustを採用
adblock-rustのテスト方法
- テスト前準備
- アドレスバーのEnhanced Tracking Protection(盾アイコン)で、テスト対象サイトの保護をオフ
- 既存のFirefox機能ではなくadblock-rustの効果を確認するため
- テスト用Firefox(使い捨てインストール推奨)で実施
- アドレスバーのEnhanced Tracking Protection(盾アイコン)で、テスト対象サイトの保護をオフ
- 設定手順
- 新しいタブでabout:configを開き、警告を承認
- 検索欄でprivacy.trackingprotection.content.protection.enabledを検索
- トグルで値をtrueに変更
- 次にprivacy.trackingprotection.content.protection.test_list_urlsを検索
- 「編集」ボタンを押し、以下を貼り付け
https://easylist.to/easylist/easylist.txt|https://easylist.to/easylist/easyprivacy.txt - 青色の「保存」ボタンをクリック
- 「編集」ボタンを押し、以下を貼り付け
- 動作確認
- 広告が表示されるサイト(例:Yahoo)にアクセス
- 広告枠自体は表示されるが、中身がブロックされていることを確認
- Yahooでは「Advertisement」テキストのみ表示され、広告内容は消去
まとめと今後
- adblock-rustの統合により、Firefoxは今後さらに強力な広告・トラッカーブロック機能を標準搭載する可能性
- 現時点では実験的機能のため、利用には注意が必要
- BraveやWaterfoxなど他ブラウザとの機能共有が進展
- OSSコミュニティによるクロスブラウザ連携の加速