クラウドを構築しています
5時間前原文(crawshaw.io)
概要
- exe.devを立ち上げた個人的な動機についての説明
- 現在のクラウドサービスへの不満と課題の指摘
- 新しいクラウドの理想像とその実現方法の提案
- exe.devが解決を目指す技術的問題点の具体例
- 今後の展望と読者へのメッセージ
exe.devを作る理由
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既存クラウドサービスへの根本的な不満
- 個々のVMごとの制約
- ディスクI/Oやネットワークコストの不合理
- APIや抽象化の複雑さ、使いにくさ
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**「コンピュータが好き」**という純粋な動機
- 小型マイコンからサーバーまで、あらゆるコンピュータを楽しむ姿勢
- しかし、現代クラウドには「好き」になれない違和感
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クラウド抽象化の「形の悪さ」
- VMがCPU/メモリに紐付いている仕組みの非効率
- 本来なら、好きなだけVMを走らせたいという理想
- 現状ではgVisorやネスト仮想化などで無理やり実現、オーバーヘッドや管理コスト増
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PaaSやKubernetesの限界
- 各クラウドごとに異なる抽象化で学習コスト増
- 途中で発覚する仕様制限やパフォーマンス問題
- Kubernetesは「本質的な問題解決ではなく、上塗り」に過ぎないという認識
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ストレージとネットワークの問題
- SSD時代なのにリモートブロックデバイスのI/O性能が極端に低い
- ネットワーク出口コストが高騰、ベンダーロックインが進行
- 真に使いやすいクラウドを求める声
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これまでのクラウド利用の“我慢”からの脱却
- 15年以上続く「仕方なく使う」状況
- しかし、今こそ「直すべき時」だと確信
新しいクラウドの必要性とエージェントの登場
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AIエージェントの普及が転機
- コーディングの容易化でソフトウェア量が激増
- 個人や小規模チームが「自分専用の実行環境」を必要とする時代
- Jevonsパラドックス的に、使いやすいクラウドの需要が拡大
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従来クラウド抽象化の限界
- エージェントも従来クラウドの制約には苦戦
- APIや設計上の制約が、エージェントの利便性を阻害
exe.devが目指すものと実現方法
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資源単位での提供
- VM単位ではなく、CPU・メモリ単位でリソースを提供
- ユーザー自身が好きなだけVMを起動可能
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セキュリティと利便性の両立
- TLSプロキシ・認証プロキシを標準装備
- 新規VMが直接インターネットに晒されない設計
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高性能なストレージとグローバル展開
- ローカルNVMeストレージ+非同期レプリケーション
- 世界各地にリージョンを設置、Anycastネットワークで低遅延化
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今後の開発予定
- 静的IPや自動スナップショットなどの機能強化
- データセンターでの物理サーバー設置からネットワーク設計まで再構築
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「自分が本当に使いたいクラウド」の実現
- 自分自身がワクワクするクラウドサービスの構築
- その価値を多くの人に届けたいという思い
まとめとメッセージ
- exe.devは「好き」になれるクラウドを目指す
- 技術者としての純粋な情熱
- 既存クラウドの不満を根本から解決する挑戦
- 皆さんにとっても役立つサービスとなることを願う