Anthropicが「OpenClaw」スタイルのClaude CLIの使用を再び許可したと発表
概要
Anthropic(Claude)モデルのOpenClaw連携について解説。
APIキーやClaude CLIの認証方法、キャッシュ設定、/fastモードの挙動、1Mコンテキストウィンドウの有効化方法を説明。
Bedrock経由のClaude利用時の注意点も網羅。
トラブルシューティングも含めた設定・運用のポイントを整理。
認証・設定のベストプラクティスを提示。
Anthropic(Claude)モデル連携概要
- AnthropicはClaudeファミリーモデルを開発し、APIおよびClaude CLIで提供
- OpenClawはAnthropic APIキー認証とClaude CLI再利用の両方をサポート
- 既存のレガシーAnthropicトークンプロファイルも設定済みなら実行時に有効
- APIキー認証推奨:Anthropic ConsoleでAPIキー発行、OpenClawでonboardコマンド利用
- 例:
openclaw onboard --anthropic-api-key "$ANTHROPIC_API_KEY"
- 例:
- 設定スニペット例
{ env: { ANTHROPIC_API_KEY: "sk-ant-..." }, agents: { defaults: { model: { primary: "anthropic/claude-opus-4-6" } } }, }
思考レベル・/fastモード設定
- Claude 4.6系は明示的な思考レベル未指定時にadaptive thinkingがデフォルト
- メッセージ単位(/think:<level>)またはモデルパラメータで上書き可能
- /fastトグルによりAnthropicサービスティアを自動切替
/fast on→service_tier: "auto"/fast off→service_tier: "standard_only"
- 明示的な
serviceTier指定時は/fastの値より優先される - API経由リクエストのみservice_tierが注入され、プロキシ経由時は未変更
プロンプトキャッシュ設定
- Anthropic APIのプロンプトキャッシュにOpenClawが対応
- APIキー認証時はデフォルトで**5分間(short)**キャッシュ
cacheRetentionパラメータでキャッシュ期間を指定可能none:キャッシュ無効short:5分long:1時間
- エージェント単位でのキャッシュ期間上書きも可能
- 設定のマージ順序:
agents.defaults.models["provider/model"].paramsagents.list[].params(ID一致時、key単位で上書き)
Bedrock経由Claude利用時の注意
- Bedrock経由のClaudeは
cacheRetentionパススルー可 - Bedrock上の非Anthropicモデルは常に
cacheRetention: "none"に固定 - APIキー認証時、明示値未設定なら
cacheRetention: "short"が自動適用
1Mコンテキストウィンドウ(β)
- Anthropic 1Mコンテキストウィンドウはβ機能
- OpenClawではモデルごとに
params.context1m: trueで有効化 - Anthropic側で長文コンテキスト利用許可が必要
- レガシートークン認証(sk-ant-oat-*)時はβリクエストが拒否され、通常ウィンドウにフォールバック
Claude CLIバックエンド
- Anthropic claude-cliのバックエンドがOpenClawで正式サポート
- Anthropicスタッフより利用許可の確認済み
- Claude CLI再利用および
claude -p利用が推奨 - 本番運用や明確な課金管理にはAPIキー認証が最適
トラブルシューティング
- 401エラー/トークン無効化:認証情報の有効期限切れや取り消しが原因。APIキー認証へ移行推奨
- APIキー未検出:エージェントごとに認証設定が必要。onboarding再実行またはAPIキー設定
- 認証プロファイル未検出:
openclaw models statusでプロファイル確認、onboardingやAPIキー設定 - 認証プロファイル全てクールダウン中:モデルごとにレートリミットが異なるため、他モデルの利用や待機で対応
- 詳細は
/gateway/troubleshootingおよび/help/faq参照
ベストプラクティスまとめ
- APIキー認証による運用が最も安定・安全
- キャッシュや/fast設定はモデルやエージェントごとに柔軟に調整
- Bedrock経由時やβ機能利用時は制約に注意
- トラブル時は
openclaw models statusコマンドで状況把握と再設定 - 最新のAnthropicポリシー変更にも随時注意