2027年からEUで販売されるすべての携帯電話は交換可能なバッテリーを搭載必須
概要
- EUは2027年から全スマートフォン・タブレットに交換可能バッテリーを義務化
- USB-C充電器の標準化も進行中
- 新ルールは電子廃棄物削減と消費者コスト削減が目的
- バッテリーやシステムアップデートの長期提供も規定
- 年間約5百万トンの電子廃棄物問題への対応策
EU、スマートフォン・タブレットに交換可能バッテリー義務化
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2027年2月18日より、EUで販売される全スマートフォン・タブレットにユーザーが自力で交換できるバッテリー搭載を義務化
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バッテリー交換に専門工具不要、または「市販されている工具」で取り外し可能
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もし特殊工具が必要な場合、端末購入時に無料提供が必須
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交換用バッテリーは、製品の最終販売から最低5年間入手可能
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目的:電子廃棄物削減と消費者のコスト抑制
- 現状ではバッテリー交換に高額な費用や専門知識が必要
- バッテリー劣化で端末ごと買い替えるケースが多発
USB-C充電器・耐久性向上の義務化
- 2024年以降製造の全スマートフォン・タブレットにUSB-C充電ポート搭載を義務化
- 2025年以降は、システムアップデートの提供を最終販売日から5年以上継続することが必須
- バッテリーの耐久性向上や摩耗耐性強化も求められる
電子廃棄物と消費者メリット
- EU内では毎年1億5千万台のスマートフォンと2,400万台のタブレットが販売
- これにより年間約5百万トンの電子廃棄物が発生
- 適切にリサイクルされているのは40%未満
- 新規則で2030年までに消費者全体で最大200億ユーロの節約効果を見込む
- 環境負荷低減とサステナブルな消費社会の実現を目指す
今後の展望とEUの狙い
- 環境負荷軽減と消費者保護を両立
- リサイクル率向上と製品寿命延長による持続可能な社会構築
- 世界的な電子機器規制の先進事例として注目