Playdateの携帯型ゲーム機がデューク大学のゲームデザイン教育を変えた
22時間前原文(news.play.date)
概要
- Duke UniversityのGDDI修士課程でPlaydateという小型ゲーム機が授業に導入
- Unreal Engineの難しさを補うため、素早くプロトタイピング可能なPlaydateを活用
- Playdateの開発キットやシミュレーターは無料で利用可能
- 制約が創造性を促進し、学生が実際にプレイ可能なゲームを短期間で制作
- この経験からPlaydate for Educationという教育向けプログラムが誕生
Duke Universityのゲームデザイン教育に変革をもたらした小さな黄色い携帯ゲーム機
- Duke UniversityのGDDI(Game Design, Development, and Innovation)修士課程の新設
- 専門ソフトUnreal Engineは習得に時間がかかるため、初学者向けの授業では不向き
- 以前はインデックスカードに手書きでゲーム画面を描き、フィードバックを得る手法を採用
- より良い解決策として、Playdateという黄色い携帯ゲーム機を導入
- Panic社が開発した、ポケットサイズ・1ビットディスプレイ・折りたたみクランク付きのユニークな端末
- 2022年発売、既に約2000本のインディーゲームが開発
- Playdateの教育向けメリット
- 開発キットが無料で提供され、プログラミング未経験者でも使えるPulpというブラウザゲームビルダーも利用可能
- Playdate SimulatorでPCやMac上でも動作確認でき、実機がなくても開発スタート可能
- ゲームの実機展開も数秒で完了
- GDDIプログラム責任者のErnesto Escobar氏とPanic社のGreg Maletic氏(Duke卒業生)が連携
- 2024年秋から、Playdateが導入授業の中核となる
- 制約が創造性を刺激
- モノクロ表示・控えめな処理能力が、ゲームに本当に必要な要素を考えさせる
- 独自のクランク入力も発想を促進
- 例:学生のDiego Medina Molina氏はクランクで砲塔を操作する戦車ゲームを開発
- 携帯性が即時のユーザーテストを実現
- プロトタイプを作成後、学内で即座に複数人にプレイしてもらえる
- 「とても小さく親しみやすい見た目で、気軽に他人にプレイを頼める」とEscobar氏
- 学生の制作事例
- 「owl(フクロウ)」というワードを必ず取り入れる課題
- Omar Masri氏:Owl Invasion(タワーディフェンス要素のアクションゲーム)
- Brandon Huffman氏:Owlphabet Soup(クランクでスープから文字をすくい単語を作るスペリングゲーム)
- Huffman氏「開発キットが直感的で、実機がなくてもゲームが作れるのは驚き」
- 「owl(フクロウ)」というワードを必ず取り入れる課題
- プログラム開始以来、50台以上のPlaydateが学生に提供
- 今後も様々な授業で活用予定
Playdate for Educationの誕生と今後
- Duke Universityでの成功を受け、Panic社がPlaydate for Educationを開始
- 教育機関向けにPlaydateを割引価格で提供
- 学生は習得前から即座に実践的なゲーム開発が可能
- Playdate for Educationの詳細はplay.date/education
- Duke UniversityのGDDI修士課程詳細はmasters.pratt.duke.edu/gddi