ダクトテープと古いカメラ、CNCマシンを使ってAI駆動のハードウェアハッカーアームを作る男
17時間前原文(github.com)
概要
- AutoProberはハードウェアハッカー向けの自動プロービングスタック
- 全自動で新ターゲットの検出から安全なピンプロービングまで対応
- WebダッシュボードやPythonスクリプトから全ハードウェア制御可能
- 安全設計・運用ルールが厳格に定められている
- ソース公開・非商用ライセンス、商用利用は別途連絡が必要
AutoProber概要
- AutoProberは、ハードウェア解析やリバースエンジニアリングの自動化支援ツール
- 新しいターゲット基板がセットされた際に、安全にピン単位でプロービングを自動実行
- デモ動画: https://gainsec.com/autoprober-demo-mp4/
- 主要機能
- プロジェクト情報のインジェスト
- ハードウェア接続状態の自動確認
- 原点復帰(ホーミング)・キャリブレーションの自動実行
- カスタムプローブ・マイクロスコープヘッダーの装着
- 新ターゲット検出と位置特定、XYZ記録付きのフレーム撮影
- フレーム合成・マッピング、ピンや部品の自動アノテーション
- Webダッシュボードでプローブ対象の承認・却下
- 承認済みターゲットのプロービングと結果報告
- Webダッシュボード・Pythonスクリプト・エージェントからハードウェア制御可能
- リポジトリ内容:Python制御コード、ダッシュボード、CADデータ、ドキュメント一式
安全モデル
- 本プロジェクトは物理ハードウェアを動かすため、一般的なWebアプリとは異なる安全設計が必須
- 安全設計のポイント
- GRBL Pn:P信号は無視
- CNCプローブピンは信頼しない
- 独立安全エンドストップはオシロスコープChannel 4で監視
- Channel 4の異常電圧・トリガ・CNCアラーム・X/Y/Zリミットピンは全て即時停止条件
- 停止時は自動復旧動作なし、必ずエージェント/オペレータの操作が必要
- 詳細はdocs/safety.md・docs/operations.md参照
リポジトリ構成
- apps/:オペレータ向けスクリプトやFlaskダッシュボード
- autoprober/:CNC・オシロ・マイクロスコープ・ロギング・安全制御用Pythonパッケージ
- dashboard/:シングルページWebダッシュボード
- docs/:アーキテクチャ、デバイスリファレンス、運用・安全ガイド
- cad/:カスタムツールヘッド用STLファイル
- config/:環境・設定ファイル例
- AGENTS.md:エージェント・オペレータ用安全ルール
- LICENSE:PolyForm Noncommercial 1.0.0ライセンス
- pyproject.toml/uv.lock:Pythonプロジェクトメタデータ・依存解決
ハードウェア構成例
- GRBL互換3018系CNCコントローラ(USBシリアル接続)
- USBマイクロスコープ(mjpg_streamer経由)
- Siglent SDS1104X-Eオシロスコープ(LAN/SCPI接続、Ch4で安全監視・Ch1で測定)
- 光学式エンドストップ(5V電源・Ch4へ)
- Matter Smart Power Strip(LAN制御ACタップ、USB給電対応)
- 3Dプリンタ(カスタムツールヘッド部品用)
- オプション:汎用オシロプローブ、USB電源ブリック、5Vピグテールケーブル
- 詳細な部品リストはdocs/BOM.md参照
ハードウェア・ランタイムアーキテクチャ
- オペレータ → Webダッシュボード → Pythonアプリ → CNC/マイクロスコープ/オシロ/電源タップ
- エンドストップ(光学式)→ オシロCh4 → Pythonアプリ
- プローブ測定 → オシロCh1 → Pythonアプリ
クイックスタート・基本ワークフロー
- 依存パッケージのインストール:uv sync
- ダッシュボード起動:PYTHONPATH=. python3 apps/dashboard.py(デフォルトポート5000)
- 設定ファイル例:config/autoprober.example.envから開始
- 主要ワークフロー
- プリフライトチェック・Ch4クリア確認
- ホーミング・キャリブレーション
- 安全監視付きでマイクロスコープ撮影
- ターゲットマップの生成・レビュー
- プローブ候補の手動承認
- オフセット測定後のみプローブ動作実行
除外事項
- 本リリース候補には以下が含まれない
- テスト撮影画像・合成画像
- アップロード済みリファレンス画像
- ローカルバックアップ・アーカイブ
- .venv、pycache、Playwright成果物
- ランタイムログ・キャリブレーションキャッシュ・フラットフィールド画像
- マシン固有のSSH/デプロイ状態
- 詳細はRELEASE_MANIFEST.md参照
ライセンスと商用利用
- PolyForm Noncommercial 1.0.0ライセンスでソース公開
- 非商用利用は自由、商用利用は別途ライセンス契約が必要
- 商用ライセンス連絡先:autoprober@gainsecmail.com
現状の制限事項と責任ある利用
- マイクロスコープとプローブのXYオフセットは事前測定必須
- キャリブレーションは機器ごとに現場で生成、流用禁止
- ダッシュボードは信頼できるネットワーク内のみで運用
- 許可されたターゲット・設備のみで利用、無断利用・損壊・解析は禁止
- 著者:Jon 'GainSec' Gaines