概要
- White House iOSアプリの動的解析結果のまとめ
- MITMプロキシを使い、実際の通信内容を詳細に記録
- 主要な通信先はwhitehouse.gov以外に多数の外部サービス
- プライバシーマニフェストと実際のデータ収集内容の乖離
- ElfsightやOneSignal等によるユーザートラッキングの実態
White House iOSアプリ動的解析レポート
- MITMプロキシ(mitmproxy) を用いて、iPhoneの全HTTPSトラフィックをMacで復号・記録
- iPhoneにmitmproxy CA証明書をインストール
- ホーム、ニュース、ライブ、ソーシャル、エクスプロアの全タブを通常利用
- 全206リクエスト中、whitehouse.gov宛は48件(23%)
- 残り158件(77%)は外部サービス宛
- Elfsight、OneSignal、YouTube、Google、Facebook、Twitterなど
- 残り158件(77%)は外部サービス宛
- 主な外部通信先一覧と用途
- www.whitehouse.gov :WordPress API
- www.youtube.com / i.ytimg.com / img.youtube.com / yt3.ggpht.com :YouTube動画・サムネイル
- phosphor.utils.elfsightcdn.com / static.elfsight.com / storage.elfsight.com :Elfsightウィジェット用スクリプト・静的ファイル
- api.onesignal.com :OneSignalによるアナリティクス・ユーザープロファイリング
- googleads.g.doubleclick.net / static.doubleclick.net :Google広告・トラッキング
- scontent-lax7-1.xx.fbcdn.net / pbs.twimg.com :Facebook・Twitter画像CDN
- OneSignalへの送信データ内容
- 言語、タイムゾーン、国、IPアドレス
- アプリ初回・最終利用時刻(UNIXタイムスタンプ)
- デバイスモデル、OSバージョン、WiFi/セルラー判別、キャリア名、脱獄有無
- アプリ利用回数・各セッションの利用時間(秒単位)
- セッションごとに一意の永続IDでトラッキング
- アプリ起動時にGETで既存プロファイル取得→PATCHで最新情報を逐次更新
- IPアドレスの変更履歴も保持
- Elfsightによるウィジェット読み込み・トラッキング
- 13種類のElfsightドメインにアクセス
- 各ウィジェットIDごとにcore.service.elfsight.comへ/p/boot/リクエスト
- サーバー側で必要なJavaScriptファイル群をassets配列で返却
- クライアント側で
そうだね…ほとんどのB2Cアプリってそんな感じじゃない?インストールしてるいくつかのアプリのプライバシーレポートを見たけど、サードパーティのドメインがかなり多かったよ。77%ほどではないけど、50%は確実に超えてる(つまり、サードパーティのドメインの方がファーストパーティより多い)。一番驚いたのは、アプリストアの「収集データ」セクションに正しい情報を載せないことだね。追記:ストアのリストが更新されたみたいで、「収集データ」セクションは正しくなってた。