Chrome DevTools MCPは、Chromeの開発者ツールの一部です。
概要
Chrome DevTools MCPサーバーに新機能追加。
コーディングエージェントがアクティブなブラウザセッションへ直接接続可能に。
サインイン済みセッションやデバッグセッションの再利用が実現。
セキュリティ確保のため、接続時にユーザー許可が必須。
今後さらに多くのDevToolsパネルデータ公開予定。
Chrome DevTools MCPサーバーの新機能概要
- Chrome DevTools MCPサーバーの強化
- コーディングエージェントがアクティブなブラウザセッションへ直接接続可能
- 既存セッションの再利用やアクティブなデバッグセッションへのアクセスが可能
- サインイン済みセッション再利用
- サインイン後のセッションを利用し、追加のサインイン不要
- サインインが必要な問題解決をコーディングエージェントが担当可能
- デバッグセッションへのアクセス
- DevTools UIでアクティブなデバッグセッションへコーディングエージェントがアクセス
- ElementsパネルやNetworkパネルで選択した要素やリクエストを調査依頼可能
- 手動操作とAIアシストのシームレスな切り替え
- 手動デバッグからAIへのタスク引き継ぎが容易
- 既存の接続方法も継続利用可能
- MCP専用プロファイルでの起動
- リモートデバッグポート経由の接続
- 一時プロファイルでの複数インスタンス運用
新しいリモートデバッグフローの仕組み
- **Chrome M144(Beta)**に新機能追加
- MCPサーバーがリモートデバッグ接続をリクエスト可能
- 既存のリモートデバッグ機能を拡張
- デフォルトではリモートデバッグ無効
- chrome://inspect#remote-debugging で明示的に有効化が必要
- --autoConnectオプションによる自動接続
- MCPサーバーがアクティブなChromeインスタンスへ自動接続
- デバッグセッション開始時、ユーザー許可ダイアログを表示しセキュリティ確保
- デバッグ中は「Chromeは自動テストソフトウェアにより制御されています」バナー表示
新しいリモートデバッグ機能の利用手順
- Step 1: Chromeでリモートデバッグを有効化
- Chrome(バージョン144以上)で chrome://inspect/#remote-debugging にアクセス
- ダイアログUIでデバッグ接続の許可/拒否を選択
- Step 2: MCPサーバーの自動接続設定
- --autoConnect コマンドラインオプションを指定
- 設定例(gemini-cliの場合):
{ "mcpServers": { "chrome-devtools": { "command": "npx", "args": [ "chrome-devtools-mcp@latest", "--autoConnect", "--channel=beta" ] } } }
- Step 3: 設定テスト
- gemini-cliで「Check the performance of https://developers.chrome.com」と入力
- MCPサーバーがChromeインスタンスへ接続し、ユーザー許可ダイアログを表示
- 許可後、developers.chrome.comを開きパフォーマンストレースを取得
コーディングエージェントによるデバッグセッションの引き継ぎ
- 自動化と手動操作の両立
- DevToolsで問題発見後、調査や修正をAIコーディングエージェントへ引き継ぎ可能
- ElementsパネルやNetworkパネルで選択した対象を直接調査依頼
- 今後の展望
- さらに多くのパネルデータをコーディングエージェントへ段階的に公開予定
- 継続的な機能拡張を予告
詳細・最新情報はGitHubのREADMEを参照