ダルセ・エ・デコルム・エスト (1921)
概要
- Wilfred Owenによる第一次世界大戦の詩「Dulce et Decorum Est」の内容解説
- 戦場の悲惨さと兵士の苦しみを描写
- ガス攻撃の恐怖と死の現実
- 戦争賛美への痛烈な批判
- ラテン語の有名なフレーズの意味の説明
「Dulce et Decorum Est」内容解説
- Wilfred Owenによる第一次世界大戦の詩作品
- 兵士たちが重い荷物を背負い、膝を曲げ、咳き込む様子の描写
- 泥の中を呪いながら前進する兵士たちの疲労困憊ぶり
- 多くが靴を失い、血まみれの足で足を引きずる
- 全員が疲労と盲目、砲弾の音にも無感覚となる極限状態
- ガス攻撃の発生、兵士たちが慌てて防毒マスクを装着
- 一人の兵士が間に合わず悲惨な苦しみに襲われる場面
- ガスにより溺れるような苦しみを受ける兵士の姿
- 詩人自身の夢の中で繰り返し現れる苦しむ兵士のイメージ
- 死にゆく兵士を荷馬車に乗せて運ぶ場面の描写
- 白目をむき苦悶する顔、血が泡立つ肺から漏れる音
- がんや治らない病のような、戦争の醜悪さを強調
- 戦争を美化する大人たちへの痛烈な批判
- 「Dulce et decorum est pro patria mori(祖国のために死ぬことは甘美で名誉なり)」という古い嘘を否定
ラテン語フレーズの意味
- 「Dulce et decorum est pro patria mori」はローマ詩人Horaceの言葉
- 日本語訳:「祖国のために死ぬことは甘美で名誉なり」
- Owenはこの言葉を皮肉として使用
- 戦場の現実を知る者として、このフレーズの虚しさを訴え