戦争省の現状
概要
- Anthropicが米国国防省からサプライチェーンリスク指定を受領
- 法的根拠に疑問を持ち法廷で争う方針
- 指定の影響範囲は限定的、ほとんどの顧客には影響なし
- 国防省との対話継続と円滑な移行を重視
- AI活用の責任範囲と今後の対応方針を明確化
Anthropicへのサプライチェーンリスク指定に関するDario Amodeiの声明
- 2024年3月4日、Anthropicは**米国国防省(Department of War)**から「サプライチェーンリスク」として指定された旨の通知書を受領
- この指定は米国国家安全保障に関わるリスクとして発動
- 法的根拠に疑問があり、Anthropicは法廷で争う方針を表明
- 通知書の内容は、Claudeの利用に関して国防省との直接契約に関わる顧客に限定されており、ほとんどの顧客には影響しない旨を強調
- 該当する法律(10 USC 3252)自体も適用範囲が狭く、政府保護が目的であり、サプライヤーへの制裁が目的ではない点を指摘
- 国防省契約者であっても、ClaudeやAnthropicとの取引が国防省契約に直接関係しない場合は制限の対象外
国防省との対話と今後の対応
- ここ数日間、国防省と建設的な協議を継続
- 二つの例外規定に沿ったサービス提供方法の検討
- 移行が必要な場合の円滑な移行策の協議
- 国防省との協力に誇り
- 情報分析
- モデリングとシミュレーション
- 作戦計画
- サイバーオペレーション等、現場支援への貢献
Anthropicのスタンスと懸念事項
- 運用上の意思決定に民間企業が関与すべきでないという立場を再確認
- 懸念は
- 完全自律型兵器
- 大規模な国内監視
- これらは高次の利用領域であり、運用意思決定とは無関係
内部投稿のリークについての謝罪
- 社内向け投稿が外部にリークされた件について謝罪
- Anthropicや関係者が意図的にリークしたものではない
- 大統領のTruth Social投稿や国防長官のX投稿、OpenAIとの契約発表などが重なった困難な状況での内容
- 投稿の口調や内容は現状を正確に反映していないと説明
今後の優先事項と協力姿勢
- 戦闘作戦中の現場担当者や国家安全保障専門家が重要なツールを失わないことを最優先
- 必要な期間、モデルやエンジニアによる支援を nominal cost で提供継続
- 米国国防省とAnthropicの共通点を強調
- 米国の安全保障推進
- AIの政府活用の緊急性への共感
- 今後の意思決定もこの共通認識に基づき実施
関連声明・ニュース
- Secretary of War Pete Hegsethのコメントに対するAnthropicの声明
- AIの国家安全保障利用に関するDario Amodeiのコメント
- Vercept買収によるClaudeのコンピュータ利用能力強化