本文へIPv6はNATがないからといって安全でないわけではない
概要
- IPv6 はNATがなくても 安全性に問題はない という誤解の指摘
- NAT は本来 アドレス節約 のための技術
- セキュリティ効果の大半は ファイアウォール によるもの
- 現代のルーター はNATなしでも デフォルト拒否 の設定
- IPv6 でも明示的設定がなければ 外部からの通信は遮断
IPv6はNATがなくても安全
- IPv4 が NAT によってデフォルト拒否のセキュリティを得ているという誤解
- NAT は本来 アドレス不足 への対応策
- NAT は複数端末が 1つのグローバルIP を共有するための仕組み
- パケットの 宛先IPとポート を書き換えるアドレス変換機能
- ポートマッピング や ポートフォワード により通信先を制御
- 未設定のポート への着信は 内部ネットワークに到達しない
セキュリティの本質はファイアウォール
- NAT に付随する ステートフルファイアウォール がセキュリティの主役
- 現代のルーター はNATの有無に関わらず 着信拒否 がデフォルト
- ファイアウォール が予期しない着信パケットを 破棄
- 例: UniFiルーター のIPv6ファイアウォール初期設定
- 確立済み通信の許可 (アウトバウンド通信の戻りのみ許可)
- 不正な通信の遮断
- その他すべての通信の遮断
- IPv6 環境でも 明示的な許可ルール がない限り、 外部からの通信は遮断
- NATの有無 でセキュリティが左右されるわけではない
まとめ
- NAT はセキュリティ機能ではなく アドレス節約策
- ファイアウォール こそが デフォルト拒否 の根拠
- IPv6 でも 適切な初期設定 があれば、 NATなしでも安全性は維持
ネットワークエンジニアとして最初に教わったことだし、受けたセキュリティの正式なクラス(だいたいCiscoのやつで、コースはめっちゃいい)でも同じことを繰り返し言われたよ。一般的な知識は、みんなが思ってるよりも少し複雑だと思う。ここに、IPアドレスが漏れた2つの高価値ターゲットを紹介するね。 IPv4ターゲット: 192.168.0.1 IPv6ターゲット: 2001:1868:209:FFFD:0013:50FF:FE12:3456 ターゲット#1は、ルーティング方法を考えないといけないから、追加のセキュリティレベルがあるし、そもそも誰のものかもわからない。ターゲット#2は、攻撃する際の90%の情報を与えてしまう(デバイス特有の情報も漏れてるから、弱点がどこかもわかっちゃう)。それに、IPv6にはNATがないけど、非常に効果的なプレフィックス変換メカニズムがあって、両方の良いとこ取りだよ。 実際のターゲットはこれだよ: FDC2:1045:3216:0001:0013:50FF:FE12:3456 これにルーティングするのは難しいけど、インターネット上のどんなものにも透過的にアクセスできるんだ。ネイティブでも、プレフィックス変換ターゲットを通じてもね。