6日間およびIPアドレス証明書が一般提供開始されました
概要
Let's Encryptが短期間有効な証明書およびIPアドレス証明書の一般提供を開始。
短期間証明書は160時間(約6日間)の有効期限。
証明書失効の問題点を改善し、セキュリティを強化。
IPアドレス証明書は短期間証明書のみで発行可能。
今後は証明書の有効期間短縮も計画中。
Let's Encryptの短期間証明書の一般提供
- Let's Encryptが短期間有効な証明書(short-lived certificates)の一般提供を開始
- 有効期間は**160時間(約6日間)**で設定
- ACMEクライアントで**‘shortlived’証明書プロファイル**を選択するだけで取得可能
- 頻繁な検証を必要とすることで、セキュリティ強化を実現
- 証明書の失効(revocation)システムの信頼性の低さを補完
- プライベートキー漏洩時のリスク期間を大幅短縮
- 通常の証明書(90日間有効)では、失効が機能しない場合長期間脆弱性が残る問題
- 短期間証明書はオプトイン方式で、現時点ではデフォルトにしない方針
- 自動更新プロセスを完全自動化している利用者は、短期間証明書への移行が容易
- 一般的な利用者が短期間証明書に慣れるまで、デフォルト化は見送り
- 今後数年でデフォルト証明書の有効期間を90日から45日に短縮予定
IPアドレス証明書の提供
- サーバ運用者が**IPアドレス(IPv4、IPv6)**でTLS接続を認証可能
- IPアドレス証明書は短期間証明書のみで発行
- IPアドレスはドメイン名よりも流動的なため、頻繁な検証が重要
- 詳細やユースケースは、Let’s Encrypt公式のIP Certificate発表記事参照
今回の取り組みへの支援
- Open Technology FundやSovereign Tech Agency、スポンサー・ドナー各位の支援による開発推進