OpenBSD-currentがApple Hypervisorの下でゲストとして動作するようになりました
概要
OpenBSD/arm64がApple Hypervisor上でゲストOSとして動作可能に
主要な修正はHelg BredowとStefan Fritschによるコミット
viogpuとvirtioネットワーク関連のバグ修正と機能追加
Apple Silicon Macユーザーにとって大きな進展
最新スナップショットでのテストとフィードバックの呼びかけ
OpenBSD/arm64、Apple Hypervisor対応の進展
- OpenBSD/arm64がApple Hypervisor上でゲストOSとして動作可能となった進展
- Helg Bredow(helg@)とStefan Fritsch(sf@)による重要なコミットの実施
- viogpuとvirtioネットワーク関連のバグ修正と新機能追加
- Apple Silicon Mac(M1/M2/M3等)上での仮想化環境拡充
- 最新スナップショットでの動作確認推奨とフィードバック要請
viogpu関連の修正内容
- viogpu_wsmmap()の返り値をkva(仮想アドレス)から物理アドレスに修正
- bus_dmamem_mmap(9)経由で正しい物理アドレス取得を実現
- QEMUではX11起動時にブラックスクリーン問題が発生していたが修正
- Apple Hypervisor上でカーネルパニック回避
- フレームバッファ転送前に**bus_dmamap_sync(9)**を追加
- 複数CPU環境でのフレームバッファ更新の即時反映を保証
- kettenis@によるコードレビューとフィードバック
- sf@による承認(ok)
virtioネットワーク機能の改善
- if_vio.cでVIRTIO_NET_F_MTU機能をサポート
- ハイパーバイザーからハードMTU値取得が可能
- 現在のMTUも同じ値に設定(Linuxと同様の挙動)
- ETHER_MAX_HARDMTU_LENを上限MTU値として採用
- 以前のMAXMCLBYTESよりも正確な基準
- ハイパーバイザーがETHER_MAX_HARDMTU_LEN超のMTUを要求した場合
- VIRTIO_NET_F_MTUを除外して再ネゴシエーションを実施
- これらの対応によりApple Virtualizationでの安定動作を実現
- helg@の入力とテスト、jan@による承認(ok)
Apple Silicon Macユーザーへの呼びかけ
- Apple Silicon Macを所有し、仮想環境構築可能なユーザーへのテスト推奨
- 最新スナップショットでの動作検証とレポート提出を依頼
- OpenBSD/arm64の今後の仮想化対応強化への貢献呼びかけ