クラウドコード・オン・ザ・ゴー
102日前原文(granda.org)
概要
このセットアップは、iPhone と Termius を使い、Claude CodeエージェントをクラウドVM上で並列実行する方法の紹介。 Tailscaleによるセキュアなアクセス、push通知での非同期開発を実現。 VMのコスト管理とセキュリティも重視。 tmuxとmoshでセッション永続化。 スマホ一台で本格的な開発が可能。
スマホだけで並列Claude Codeエージェント運用
- iPhone上のTermiusアプリで、SSHとmoshを利用したクラウド開発環境
- Tailscale VPN経由でVultr VMへ安全にアクセス
- Claude Codeエージェントを最大6つ並列稼働
- PreToolUse hookを使い、Claudeからの入力要求をPoke webhook経由でスマホ通知
- タスク開始→スマホをしまう→Claudeからの通知→入力→継続、という非同期開発ループ
インフラ構成
- Vultr VM(Silicon Valleyリージョン、vhf-8c-32gb、$0.29/時、作業時のみ課金)
- Tailscale専用接続、パブリックSSHなし
- cloud firewallでTailscaleのみ許可、nftables・fail2banで多層防御
- vm-start/vm-stopスクリプトでVM管理、iOSショートカットでAPI直接操作も可能
モバイル端末での開発体験
- TermiusでSSHとmoshを利用
- moshはWiFi/セルラー切替やスリープでも接続維持
- git認証時のみ通常SSH使用
- tmuxでセッション永続化
- ログイン時に自動でtmuxへアタッチ(.zshrc設定)
- 各Claudeエージェントをtmuxウィンドウで分離運用
- スマホキーボードでも快適なウィンドウ操作
プッシュ通知による非同期開発
- Claude CodeのAskUserQuestionトリガーでpoke-notify.shが実行され、Poke webhookへPOST
- スマホに通知が届き、質問内容を即確認・返答可能
- ターミナルを常時監視せずに済み、外出先や隙間時間で開発継続
セキュリティ・コスト管理
- Claude Codeはパーミッシブモード、VMは完全隔離
- 本番システムや重要情報にはアクセス不可
- VMコストは$0.29/時、上限も明確で暴走時も損失限定
並列開発ワークフロー
- git worktreeで複数機能開発を並行実施
- 各ブランチは独立したディレクトリ・tmuxウィンドウ・Claudeエージェントで管理
- ポート割当はブランチ名のハッシュ値から自動決定、競合なし
- 6エージェント・6機能・1台のスマホで効率的な開発
この仕組みが実現すること
- カフェ待ち時間や移動中でもPRレビューやリファクタリングが可能
- タスクを開始し、他の作業や休憩中に通知で対応、開発が生活の隙間に溶け込む
- Claude Code・Vultr・Tailscale・Termius・mosh・tmux・Pokeの連携で実現
構成要素一覧
| ツール | 目的 | | ------------- | ----------------------------------------- | | Vultr | クラウドVM(従量課金) | | Tailscale | プライベートネットワーク・安全なアクセス | | Termius | iOS/Android SSHクライアント | | mosh | ネットワーク変化に強いシェル | | tmux | セッション永続化 | | Poke | webhook経由のプッシュ通知 | | Claude Code | 実際の開発作業 |
Claude Codeエージェント環境の構築
- Claude CodeにVultr APIキーとghコマンドの権限を与え、指示するだけでこの開発環境が1セッションで構築可能
- 以後、スマホだけで本格的なクラウド開発が可能