大気中の二酸化炭素を効率的に捕集する方法
106日前原文(www.helsinki.fi)
概要
- University of Helsinkiの化学部で新しいCO2直接回収法を開発
- 超塩基とアルコールの化合物が基盤
- 低温でCO2の回収・再利用が容易
- 高い回収効率と繰り返し使用が可能
- 無毒・低コストで今後パイロットプラントで実証予定
ヘルシンキ大学発・新規CO2直接回収法
- ヘルシンキ大学化学部のPostdoctoral Researcherによる新技術開発
- 超塩基とアルコールの化合物を使用したCO2回収法
- 未処理の大気から1gあたり156mgのCO2を直接吸収する能力
- 窒素や酸素、他の大気成分とは反応しない特性
- 現行のCO2回収法を大幅に上回る性能
- 吸収したCO2は70℃・30分加熱で簡単に放出可能
- 純粋なCO2が回収でき、再利用やリサイクルに適する
反復利用と安全性
- 従来法では900℃超の高温が必要だったCO2放出が低温で可能
- 50回のサイクル後も75%、100回後も50%の吸収能力を維持
- 無毒性かつコスト効率の高い化合物
- 化合物の発見は1年以上の基礎実験による成果
- 最も有望だった塩基は1,5,7-triazabicyclo [4.3.0] non-6-ene (TBN)
- TBNとbenzyl alcoholを組み合わせて最終化合物を生成
今後の展開と産業応用
- パイロットプラント規模での実証実験を計画
- 液体化合物を固体化して利用拡大を目指す
- シリカやグラフェン酸化物と結合しCO2との相互作用を促進
- 非高価な原料のみを使用
- 産業スケールでの持続可能なCO2回収技術への期待
問い合わせ先・参考情報
- Postdoctoral Researcher: Zahra Eshaghi Gorji(英語対応)046 540 89 78
- Communications Specialist: Juha Merimaa 050 3017905
- 詳細記事リンク(英語)