概要
- オープンソース がインフラの標準となった歴史的経緯
- ソーシャルアプリ にも同様の変革期が到来中
- AT Protocol (atproto)が「オープンソーシャル」の代表的取り組み
- 従来型SNSの問題点と 分散型ソーシャル の可能性
- ドメイン所有による データ主権 の回復
オープンソースの勝利とその意味
- 現代の 基幹インフラ はほぼオープンソースで構築
- 35年前は クローズドソース が主流で、オープンソースは弱小勢力
- MicrosoftのCEOが「 オープンソースは癌」と発言した過去
- 産業界での 採用実績 により、オープンソースが事実上の標準に
- 現在は「 オープンソースを選んで解雇されることはない」という常識
ソーシャルアプリにおける新たな潮流
- 今、 ソーシャルアプリ も35年前のオープンソースと同様の転換点
- 新しい潮流「 オープンソーシャル」の登場
- 複数のビジョンが競合する中、 BlueskyのAT Protocol が最有力
- atprotoはまだ発展途上だが、他に類を見ない革新性
- 筆者はBlueskyの元スタッフであり、 AT Protocol のファン
AT Protocol(atproto)の基本的な考え方
- atprotoは ユーザー・開発者・製品 の関係性を根本から変革
- オープンソースが「 コードの自由」を実現したのと同様、オープンソーシャルは「 データの自由」を実現
- Webは本来、 各自が自身のデータを所有 できる仕組み
- ドメイン所有者は 自由にホスティングを変更 でき、リンク切れも最小限
- ホスティング業者の力 が適切に制限される設計
現代SNSの問題点
- 現在のSNSでは、 ユーザーのデータがプラットフォームにロックイン
- ユーザー名(@alice、@bobなど)はSNS企業によって割り当て
- 投稿やフォロー、いいね等の情報は SNSのデータベース に依存
- SNSの便利な集約機能(通知、フィード、検索等)は 中央集権型 で実現
- 利便性と引き換えに、 ユーザーの主権が失われる 構造
データ主権の喪失とその影響
- SNSを離れると 人間関係や投稿履歴 を全て失う
- データの「エクスポート」は可能だが、 社会的文脈を失う死んだデータ
- 集団での移行はほぼ不可能で、 ネットワーク効果 がユーザーを縛る
- プラットフォーム企業は ユーザーを尊重するインセンティブを失う
- 広告過多、買収、サービス終了などで ユーザー体験が悪化
オープンソーシャルの可能性とAT Protocolの特徴
- atprotoでは ユーザー名がドメイン名 (@alice.com等)として機能
- ドメインの所有権により、 データ主権がユーザー側に戻る
- サービスを乗り換えても ソーシャルグラフや投稿データを維持
- 既存のSNSと見た目は変わらないが、 根本構造が分散型
- データの所有権と移転の自由 を実現する新たな社会基盤
まとめ
- オープンソースが 産業標準 となったように、オープンソーシャルも普及が予想
- AT Protocol はその先駆けとして注目
- 分散型ソーシャル がもたらすデータ主権の回復
- 長期的なコミュニティの努力が 新たな標準 を築く可能性
- 未来のSNSは、 ユーザーが自分のデータと関係性をコントロール できる世界
さて、ちょっと物議を醸す質問なんだけど… 無料でトップレベルドメインを持つことってできるのかな?ドメイン登録にかかる実際のコストは何なんだろう?Let's Encryptが無料で安全な証明書を提供できるなら、他の非営利団体も無料でドメインを提供できるはずじゃない?見た目はどうでもいいけど、UUID v7を重ねたものでもいいし、要はグローバルにユニークで無料で使えるってことが大事だよね。サイトに行ったらブラウザが記憶するから、そんな長ったらしいのを毎回打つ必要もないし。これって本当に悪いアイデアなのかな™?