概要
Let's Encryptは 新たなリモート視点 を追加し、 ドメイン認証のセキュリティ を強化します。 これは Baseline Requirements (BR)の要件に基づく対応です。 合計7つの視点から認証リクエストを行い、 BGP攻撃対策 を強化します。 ユーザーへの影響はほぼありません。 2026年10月27日からステージング、11月10日から本番展開予定です。
Let's Encryptによるマルチパースペクティブドメイン認証の強化
Let's Encryptが 新たに2つのリモート視点 (remote perspectives)を追加
目的は ドメイン認証のセキュリティ向上 および Baseline Requirements (BR)への準拠
BR 3.2.2.9 Multi Perspective Issuance Corroborationの要件
- 2026年12月15日より有効
- 5つ以上のリモートネットワーク視点 の利用が必須
- Quorum Requirements Table で定義された要件の遵守
- リモート視点は 2つ以上の異なるRegional Internet Registries のサービス地域に分散
- 要件未達の場合、証明書発行は不可
新しい認証方式の流れ
- 認証リクエストは 合計7回 実施
- プライマリデータセンター から1回
- 6つのリモート視点 から6回(従来は4回)
- 認証成功には プライマリサーバー と リモート視点のクォーラム が正しいチャレンジレスポンスを受信する必要
- これにより BGPハイジャックなどの攻撃耐性 が向上
- 認証リクエストは 合計7回 実施
参考情報
- マルチパースペクティブ認証の詳細は Let's Encrypt公式ブログ にて案内
ユーザーへの影響
- ほぼ影響なし、通常通り利用可能
スケジュール
- 2026年10月27日 :新方式をステージング環境で開始
- 2026年11月10日 :本番環境にてロールアウト予定
- 進捗やアップデートは 公式スレッド で随時告知
まとめ
- セキュリティ強化と業界基準への対応
- 利用者は特別な対応不要
- 今後のアップデートも注視推奨
: https://ipinfo.io/blog/rpki-protects-70-internet-routes