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ケビン・ケリーの2016年のAI予測、10年後の振り返り

2026年10月13日原文(taylor.town)

概要

  • Kevin Kelly著『The Inevitable』からAIに関する主な抜粋と洞察を紹介
  • Googleが「検索」から「AI」企業へ変貌する未来予測
  • AI産業の寡占化とネットワーク効果による巨大化
  • 汎用型AIと特化型AIの共存と進化
  • 会話型AIによる情報取得の普及と日常化

『The Inevitable』におけるAIの潮流とGoogleの未来

  • Kevin Kelly は『The Inevitable』で マクロな技術トレンド を論じ、AIの進化を予測
  • 2026年には Googleの主力製品が検索からAIへ と移行する予想
  • Google共同創業者 Larry Page は初期から「GoogleはAIを作っている」と明言
  • 検索利用のたびに ユーザーがGoogle AIを訓練 している実態
  • 2017年、Googleが発表した Attention Is All You Need とトランスフォーマーの登場
  • Sundar Pichai も「AIがすべての中核」と強調

AI産業の寡占化とネットワーク効果

  • クラウドベースAIは ネットワーク効果 により急拡大
  • 利用者が増えるほど AIが賢くなり、さらに利用者が増加 する循環
  • 結果として、 2~3社の大手汎用AI による寡占状態が形成される可能性
  • Kellyは「 理想的には無料のAI が商業・科学を加速させる」と主張

AIのインフラ化とAWS的未来像

  • 未来のAIは Amazon Web Services のような インフラ型の存在 に近い
  • 安価・高信頼性・産業グレード の知能が裏で稼働
  • 必要な分だけ AIを電力のように利用 する社会

特化型AIの台頭

  • 商業利用の大部分は 非人間型の特化AI によるもの
  • 例: 自動翻訳AI、運転AI、映像解析AI など
  • 99%のAIは 狭い領域で超高性能なスペシャリスト として機能

日常化する会話型AIとの共存

  • 近い将来、 会話調でどんな質問もAIに投げかけられる社会 の到来
  • AIは 既知の情報を即座に説明 し、不明点は対話で明確化
  • 書籍・動画・IoTの知識化が進み、 答えが至る所に存在 する状態
  • 1日に数百回の質問が 当たり前の行動 となる時代
  • 検索・回答は 普遍的なコモディティ となり、コストは極小化

AI時代の社会構造と課題

  • 大手AI企業による寡占 が進む一方、 オープン化や無料化 の理想も議論
  • 特化型AIと汎用AIの役割分担 による新たな産業構造
  • AIインフラ化 による社会・ビジネスモデルの変革
  • 情報アクセスの平等化 と 個人データ活用の倫理課題

Hackerたちの意見

自分の完全に恣意的な分け方で16個の予測に分けると、まあ8個くらいは当たってるかなって感じ。ちょっと甘めに見てだけどね。良いことだけど、「避けられない」って本のタイトルにはちょっと違うかな。とはいえ、もしかしたら「無限大に近づくと避けられない」って意味だったのかも…まだ時間はあるし!余談だけど、彼が言ってた面白い予測の一つは、AIがユーザー主導のネットワーク効果に従うってこと。すごくクリーンな予測に思えるけど、実現してないよね?これはインターネット全体がどれだけスクレイプ可能だったか、あるいは何か他の要因が関係してるのかな?良いユーザーデータを持つことには確かに利点があるけど、なんかそれは回避できることのようにも思えるし。

└

50%っていいの?「AIは2026年までにXをするのか?」って聞いて、コインを投げて答えを出すのと同じくらいの期待値だよね。

└

ユーザー主導のネットワーク効果に支配されるようになるよ。まだまだ初期の段階だからね。トーマス・ワトソンが「世界には5台のコンピュータが必要だ」って言った時みたいなもんだ。LLMはコミュニケーション技術だけど、ほとんどの人が見たエージェントは基本的に個人情報を盗むものばかりだよ。あと数年待ってみて。

グーグルの主な製品は、今も昔も広告だね。

└

はい、ありがとう。

└

ちょっと細かいこと言ってるけど、ほとんどのユーザーが使ってるのは彼らの検索だと思うし、まあそれが私たちの大半が触れてるものだと思う。

└

じゃあ、AIの概要と上手く統合できてるの?まだマネタイズの方法を見つけてないみたいだね。

└

つまり、彼らのメインプロダクトは人間のユーザーってことだね。

└

彼が言ってたのは、検索がAIに取って代わられるってことだけど、B2C製品のことを指してたんじゃないかな。彼らの主なB2C製品は広告じゃないし、私の知ってる人でGoogleから広告を買った人はいないと思う。正確に言うと、彼らの主な収入源は広告で、それは主な製品(検索やYouTubeなど)を通じて売られてるって感じかな。

現在(と未来)の技術について書くだけじゃなくて、ケビン・ケリーは「Vanishing Asia」っていう、アジアの消えつつあるコミュニティや伝統を記録した写真集も作ったんだ。これ、今まで見た中で最高の写真集かもしれない。絶版だけど、去年eBayで一冊手に入れたよ。

この本から覚えてる別の予測は、AIが電気のようにユーティリティとして多くの異なる機器に供給されるってことだった。実際、トークンやAPIでそんな感じになってるよね。

KKの「AIの大部分は特定目的のソフトウェア脳になる」って言葉は、「苦い教訓」よりも真実に近づいてると思う。LLMは車を運転しないし、その逆も然り。ストックフィッシュは最新の大きなLLMよりもチェスで強いし。結局、真に生産的な「AI」は特定の目的や目的のクラスにカスタマイズされてることが多いよね。

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