概要
- Home Assistant で家族全員が使いたくなるダッシュボードの作成体験
- オリジナルの イラスト によるフロアプランの採用
- 技術的要件 やアーティストとのやりとりのポイント
- 実装方法 やTV表示の工夫
- 家族の反応と運用の実際
家族が使いたくなるHome Assistantダッシュボードの作り方
- Home Assistant による1年間のスマートホーム自動化体験
- 家電や散水の自動制御により、手間の削減
- 例:外出時のエアコン自動OFF、天気連動のスプリンクラー
- それでも 手動操作が必要な場面 の存在
- 例:ガーデンライトのオン/オフやタイマー延長
- アプリ操作が面倒で家族が使いたがらない問題
- 物理スイッチ追加 では根本解決しない課題
- タイマーや複雑な制御はアプリのほうが便利
オリジナルイラストのフロアプラン採用まで
- インタラクティブなフロアプラン 型ダッシュボードのアイデア
- 3D・ピクセルアートなど複数の表現を調査
- 3Dは静的画像+アイコンレイヤーで物足りなさ
- ピクセルアートは可愛いが、作成や依頼のハードルが高い
- 理想のアーティスト探し の難しさ
- スタイルや専門性、納期などの調整
- 技術要件や用途の理解も必要
- 結果的に 理想の環境イラストレーター と出会い、ピクセルアート案から方向転換
アーティストへの依頼内容と技術要件
- アーティストへの 資料パッケージ 作成
- 家の簡易設計図(家具配置含む)
- 各部屋の写真
- 参考イラストや色見本
- 他ダッシュボード例や技術仕様(ファイル形式・レイヤー分け等)
- 技術要件のポイント
- 透過PNG(アニメはWebP)、昼夜バージョン、各デバイスごとのレイヤー
- すべて同じキャンバスサイズ・位置合わせのルール徹底
- ガーデンは3バージョン (昼・夜・夜ライト点灯)を用意
- アニメは最初PNGスプライトシートで依頼→後でWebPへ変換
Home Assistantでのダッシュボード実装
- picture-elementsカード をベースに実装
- 背景にイラスト、各デバイスや状態をelementsとして重ねる
- image, icon, state-label, conditionalなどを使い分け
- アニメ切り替えの工夫
- state_imageでデバイスの状態ごとに静止画・アニメWebPを自動切替
- 昼夜モードの切り替え
- ヘルパー+自動化で日の出/日の入りに応じて切替
- 夜イラストをconditionalで重ねる
- インタラクション
- タップでmore-infoダイアログ呼び出し
- 複雑な散水制御はBrowser Modで独自ポップアップを実装
- 画像ファイルの配置
- /config/wwwに保存し、/localパスで参照
TV表示と複数ビューの工夫
- TVでのダッシュボード表示 を前提に設計
- LG webOSのブラウザでWebPアニメが動くか事前検証
- TVブラウザの制約(デフォルトページ設定不可等)を回避
- HAOS Kiosk Displayアドオン+HDMI入力で常時表示を実現
- 複数ビュー構成
- 各階・庭ごとの個別ビュー+全体をまとめたFullビュー
- 共通キャンバスのおかげで各パーツの位置合わせが容易
- Fullビューはvertical-stack+card-modで重ねて配置
- YAMLモードでの管理
- 各階の設定をファイル分割し、再利用性・メンテ性向上
- ビジュアルエディタは使えなくなるが問題なし
家族の反応と運用
- TVでの初披露時の家族の反応
- 実際の部屋とイラストを見比べて盛り上がる
- デバイス操作への興味喚起
- 運用パターン
- 朝夕の数時間TVで自動表示(Home AssistantからTV制御)
- Kiosk Modeで余計なUIを非表示
- リモコン操作不可だが逆に好都合
- 観賞用はTV、操作は各自のスマホやPCで
- 個別ビューはスマホ向き、FullビューはPC向き
- 現状の満足点
- TVで家全体を俯瞰、細かい操作はアプリで柔軟に対応
まとめ
- イラストによるダッシュボード化 で家族の参加度向上
- 技術要件やアーティストとの連携が成功の鍵
- Home Assistant の柔軟性を活かした運用と拡張性
- 今後の発展(3DやAI活用例増加)も視野に入れた設計