概要
- DS4 は高メモリMac、CUDA、ROCm対応のローカル推論エンジン
- DeepSeek V4/V4.1 Flash、GLM 5.x、Qwen3.8 Flash Next をサポート
- テキスト・ビジョンモデル、CLI、ローカルAPI、ネイティブエージェントを一体化
- 2ビット非対称量子化 で巨大モデルを圧縮し、ローカル実行を実現
- SSDキャッシュや複数インターフェースで高速・柔軟な運用が可能
DS4 ローカルフロンティア推論エンジン概要
- DS4 (DwarfStar 4) は高メモリ搭載のMac、CUDA、ROCmマシン向けC言語製推論エンジン
- DeepSeek V4/V4.1 Flash、GLM 5.x、Qwen3.8 Flash Next などの先端モデルに対応
- テキスト・ビジョン両対応、CLI・HTTP API・ネイティブエージェントを一体化したスタック
- MITライセンス、C/Metal/CUDA/ROCm対応
- GGUF形式のみサポート、非対称2ビット量子化+imatrixロード対応
モデルスタックの3フェーズ
フェーズ1:THE GIANT
- 2840億パラメータのDeepSeek V4 Flashなど巨大MoEモデル
- 一般的にはリモート推論だが、DS4はローカル実行を目指す設計
フェーズ2:THE COLLAPSE
- 非対称量子化 で重要経路は高精度維持しつつ専門家部分を圧縮
- 高メモリマシンで実用的なサイズに縮小
フェーズ3:THE DWARF STAR
- 圧縮モデルを常駐させ、CLI・API・エージェントで即応
- モデル状態・キャッシュを共通利用し高速化
コア技術
CORE 01:非対称2ビット量子化
- ルーティングされたMoE専門家部分を圧縮、共有経路は高精度維持
CORE 02:KVキャッシュのSSD保存
- 長いプロンプトの先頭部分をSSDに保存、再起動後もプロンプトハッシュで復元
CORE 03:一つのエンジンで三つのインターフェース
./ds4:対話型CLI./ds4-server:OpenAI/Anthropic互換のローカルAPI./ds4-agent:コーディング向けネイティブエージェント
実行・ビルド手順
STEP 1:モデルウェイト取得
git clone https://github.com/antirez/ds4cd ds4 && ./download_model.sh ds4f-q2
STEP 2:バックエンド向けビルド
makemake cuda-spark(CUDA用)
STEP 3:起動・利用
./ds4(対話CLI)./ds4-server --ctx 100000(APIサーバー、最大コンテキスト長指定)
プラットフォーム・メモリ要件
- V4 Flash Q2 はベースライン、128GBでGLM 5.3 Q2/Qwen Q4も動作
- V4.1 Q2はSSDストリーミングで対応
- 推奨構成例
- M5 Max 128GB:32Kコンテキストで34.4トークン/秒生成、557トークン/秒プリフィル
- DGX Spark 128GB:65,536トークンで13.8トークン/秒生成
その他の特徴
- SSDストリーミング、テンソル並列、セッションバッチ対応
- DSPARK + MTP によるビジョン入力対応
- RAM⇄SSD間のKVキャッシュ移動・再起動耐性
- 自身のローカルAI推論環境構築が可能 :エディタ、エージェント、APIクライアントと連携可能
参考情報・ガイド
- クイックスタート、ハードウェアマトリクス、インストールガイド を公式リポジトリで参照
- 詳細なベンチマークやアーキテクチャ図 も公開
- 全てMITライセンスで自由に利用可能
DwarfStarからインスパイアを受けて、Intel Xe-LP(XMXなし)32GBのノートパソコン用にちょっとした推論エンジンを書いたよ。今のところサポートしているモデルは量子化されたGemma-4だけだけど、将来的には同じサイズの他のMoEもサポートするつもり。Qwen 3.8 35B-A3Bがまだないのは残念だね。プロトコルやエンジンを拡張して、いろんなステアリング技術をサポートすることも考えてる。