概要
- Factorio のSpace Age DLC開発中に行われた リアルイベント と3Dモデル制作の裏話
- Prusa Research とコラボし、イベントで 3Dプリントモデル を披露
- ベルトなどの主要エンティティ を中心に、試作・改良を重ねた制作過程
- 3Dモデルの無料配布 を決定し、ファンの創造性も重視
- モデル設計の 技術的課題 と工夫、開発チームの思い
Factorio 3Dプリントモデル制作の舞台裏
2024年夏、Space Age DLC完成間近のタイミングで プレイテストイベント(FFF-427) を開催
プレイヤーからの 直接フィードバック を得るため、 Prusa Research と共同イベントを企画
会場で Factorioの3Dモデル をその場でプリントするアイデアが生まれ、 Wriggler の簡易モデルを即作成
イベント終了後も、 現実世界でFactorioモデルを作る構想 が続行
バグ修正・調整期間の合間に プロトタイプ制作 を進行
- 複数モデルを試作・塗装するも、 全体コンセプトが未定 で一時中断
- 再検討の末、 ベルト(transport belts) を中心とした方向性に決定
- グリッドシステム で各エンティティを配置できる設計をJarosławが担当
- 高精度組み立て用 と クリアランス重視用 の2種類を用意
- Fearghallは 敵キャラクター のモデリングを担当
最終的に15セット・65モデル・247ファイル のSTLデータを制作
モデル制作の技術的挑戦
FDMプリンタの サポート材問題 を極力回避するため、 分割設計 を工夫
ゲーム特有の アイソメトリック視点 による「見た目」と「実際の構造」のギャップを解消
モデル裏側の “闇”部分 は新たに創作し安全な機械にアレンジ
機械系モデルは サポート材不要 を目指し、 組み立て式 に
有機体(敵キャラ)は 完全サポートレス化が困難 だが、極力印刷しやすい設計を工夫
- Biter系は「 逆さ印刷」+「 シェル分割」でサポート跡の美観を確保
- エンジニアキャラは バックパック分離 と 角度調整 でサポート最小化
3Dプリントモデル配布の理由
- デジタル時代 の今、物理的な記念品が減っている現状への対応
- 高価な限定グッズではなく、 誰でもダウンロード・印刷可能 な“感謝の印”として無料配布を選択
- ファンの創造性 を尊重し、改造やアレンジも歓迎
- Wube はソフトウェア会社であり、 コミュニティ重視 の姿勢
開発者の視点・感想
- Jarosławは ボードゲーム用ミニチュア制作経験 を活かし、3Dプリントの奥深さに感動
- ゲーム用3Dモデルをそのままプリント用に変換するのは 想像以上に困難
- 視覚トリック や パースの違い を再現するため独自の工夫が必要
- Fearghallは 有機体モデル の設計で、 サポート跡の美観 や パーツ分割 に苦心
- WubeとPrusa への感謝と、他社にも同様の取り組みを期待する声
まとめ
- Factorioの 3Dプリントモデル は、 技術的挑戦 と ファンへの感謝 が詰まったプロジェクト
- 無料公開 によって、コミュニティの新たな創造の場を提供
- 物理とデジタルの融合 を目指す、現代ゲームの新しい楽しみ方の提案
もうすぐG1Xが手に入る予定だから、これを使って印刷するのが楽しみだな。これを使うのがワクワクするし、誰かが既存のFactorioのワールドを3Dモデルに変換するものを作ってくれたらいいなと思ってる。ただ、印刷するには大きすぎるかもしれないから、セクションを切り取る方法があったらもっといいかも。